コラム

酵素について

毎年開催されている「日本がんコンベンション」。私はこのコンベンションにずっとスタッフとして携わって来ましたが、ここ数年は勉強のため「参加者」として参加しています。

参加する度に、「代替医療の基本は、ストレスをためないようにすること、アンバランスな食事を改善して十分な栄養素を取り入れること、そのうえで様々な免疫力をあげていく医療を組み合わせ、生活習慣を徹底的に改善する事なんだ」ということを実感します。
そして、病気にならないようにするには、日頃から生活習慣を見直して、ストレスをためない、十分な栄養素を摂る、適度な運動をして、血液の循環を良くしたり、筋力が衰えないようして、常に免疫力を上げておくことが大事だなあ…と思います。

どうしてこんな簡単なことが出来なくなってしまったのでしょうね?

スーパーやショッピングセンターで食品を買うときに前の方の買い物がついつい目に飛び込んで来ます。
買い物かごには、山崎の菓子パンが3つ、デザートのプリン、お茶、半額になったお漬け物、味付けのお肉、が入っていました。わりとこのようなものを買っている方は少なくありません。

● 加工品ではなく「素材」を買おう

私が驚いてしまうのは、素材がないと言うことです。全てが加工品なのです。

世の中の加工品には、100%化学物質が入っています。化学物質とは石油から作るものがほとんどです。ということは、加工食品をよく食べる人は、たくさんの種類の化学物質が大量に体に入ると言うことなのです。これを皆さんはどう思いますか?

昔、がんが今のように一般的な病気ではなかったころ、このような化学物質も存在してはいなかったのです。
生活習慣を変えるというのは、このようなお買い物をしないということなのです。

疲れがとれない、体のどこかが痛む、病名はついていないけれど体調が悪い、精神的に落ち込みやすい、そんな人は、生活習慣を改めなければなりません。
その中で、とても大切なもののひとつが「酵素」です。栄養セミナーでもなかなかお話しする時間がないので、こちらのコラムで少しずつお話していこうと思います(酵素に関しては、ガンコンベンションで鶴見先生も講演のなかでお話していました)。

いつもお話している、「糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維」「水」そして抗酸化栄養素の「ファイトケミカル」が欠かせない栄養素です。でも、私達が健康で生きるために欠かせない栄養素がもう1つあります。それが「酵素」なのです。

酵素は、生の果物や野菜にたくさん含まれていますが、加熱をすると48度〜60度で死んでしまいます。ですから、加熱した野菜や果物には含まれていません。
私達の体には、「消化酵素」と「代謝酵素」があります。この2つはシーソーのような状態で、消化酵素を多く使ってしまうと代謝酵素が減ってしまうという関係にあります。
代謝酵素とは、体をつくったり、病気を治したりといったあらゆる生命活動に関わる働きをします。
消化酵素を多く使ってしまうというのは、先ほどの加工食品ばかりの食生活をしている方、ファーストフードのハンバーガーやフライドポテト、家庭の料理でも肉や魚、加熱した卵、ことこと煮物、などが多く、なま野菜やくだものを食べない方もです。特に動物性のタンパク質は消化に時間がかかります。

理屈はさておき、まずは1回の食事で、生食と加熱食の割合を6:4を目指してみましょう!!