コラム

魚の油:EPAとDHA

よく、栄養セミナーで「青身の魚をいつ食べましたか?」と質問をします。するといつ食べたかはっきりしないという方がほとんどです。そこで今回のテーマは、EPAです。魚をたべましょう!

魚に含まれる油のEPAをしっかり食べていると、血小板の細胞膜に含まれるEPAの量が増え、血液が固まりにくくなり、サラサラになるのです。そして、炎症が治まり、アレルギー反応が出にくくなります。

逆に、コーン油やサフラワー油などに多く含まれるリノール酸をたくさん食べると、血小板が集まりやすくなって、血液が固まりやすくなります。そして、炎症が起き、アレルギー反応が起こりやすくなるのです。油は血圧や体温などにも影響し、リノール酸や肉の脂は血圧を上げ、魚の脂は血圧を下げます。

では、どのようにして、どれくらいのEPAを毎日取り入れたら良いのでしょう?
まずは、食事から摂るように心がけましょう。EPAとDHAは、合わせて1日2~4グラムは摂りたいところ。ひとまず、1日2グラムを目標にすると、いわしなら中2尾、さんま大ぶり1尾、まぐろのトロ50グラムでクリアです。

そうは言っても、毎日トロは食べられないですよね。でも、魚を食卓にのせる機会が増えれば、飽和脂肪の多い肉料理は自然に減るはずです。
ところが、日本人一人あたりのいわしの年間消費量をみると、過去40年で4分の1に減ってしまっているのです。
何らかの事情でどうしても、魚を食べられない人は、サプリメントの利用を考えてください。DHA&EPAの含有量を確認して、1日2~4グラムくらいを摂取すると良いと思います。

ただ、2グラムを目安に考えても、サプリメントだけに頼っては、家族全員となると経済的にちょっと難しいですね。
そう考えると、さんまやいわし、あじなどを食べながら、足りないEPAとDHAをサプリで補給するのがベスト。但し、EPAとDHAは非常に酸化しやすいですので、酸化を防止するのに「ビタミンEを一緒に入れてある商品の方が質が良い」ということを参考にして下さい。

それでは、栄養素を豊富に取り入れて体が回復した例をご紹介しますね。

以前、リウマチのおばあちゃんがうちのサロンにいらっしゃいました。ひざも肩も腕も痛くて、歩くことも困難な状態でした。
温熱セラピーを週2回と青汁、総合ミネラル、EPAとDHA大量に摂っていただき、砂糖を極力やめるようにお話して、おばあちゃんはご家族と一緒に大変努力されました。

温熱セラピーは、好転反応が出ましたが、御家族が励まし続けて続けました。
そして約1ヶ月後のことです。しっかりとした足取りで、歩いたり、脚を上げたり、腕もかなり上げられるようになり、大変な回復ぶりでした。すでに肩の痛みは無くなっていました。声も大きくなり、顔色は血色もよく、透明感あがあり、とても健康そうになりました。

食べるものを変え、質の良い血液を作ること。そして、体を温めてホルモンのバランスを整えること、血液をしっかりまわすこと。これらを同時に行うことで、ものすごい早さで回復しはじめました。

毎日食事を作ってくれる娘さんや、励ましてくれるお孫さんやご家族がいるからこそですね。
皆さんも毎日EPAとDHAを今よりもう少し多めに摂ること、心がけてみませんか?

  • 肉や肉の加工食品が多い方
  • 魚嫌いな方
  • 豆や木の実、海藻などを食べない方
  • サラダ油を使った炒め物、揚げ物が多い方
  • 花粉症、アトピー、アレルギー、喘息、リウマチを持っている方

ぜひ、DHA&EPA等を摂って、バランスをとりましょう。血液と血管を守りましょうね。

☆ あくまで個人の例です。すべての人に必ず効果があるわけではありません