「思考」のすごい力
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昔から「病は気から」という言葉があるように、体の健康と心の状態は切っても切れない、密接な関係にあります。
この本は、細胞生物学として世界的に著名なブルース・リプトン博士が医学的・科学的にポジティブな思考の大切さについて書いた本です。
体の細胞は、体の「外」がどんな状況であるのかを、その人自身のフィルターを通して受け取っています。つまり、まったく同じ状況に置かれていても、その人の思考がどのように解釈をするのかによって、細胞は異なった反応をすると言うことです。
また、ストレスによる体への影響についても書かれています。細胞は「防衛」と「増殖」を同時に働かせることができないため、現代社会のように常にストレスにさらされた生活を送っていると、防衛反応ばかりが働き、成長・増殖活動が制限されてしまうのです。
最善の健康を実現するためには思考がいかに大切かということを、細胞生物学者の視点で非常にわかりやすく書いている本です。
書 名思考のすごい力
著 者ブルース・リプトン
出版社PHP研究所
価 格1,944円