「祈り」のパワー

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以前、協会主催で「祈り~サムシンググレートとの対話」という映画の自主上映会を開催しました。

タイトルの通り「祈り」についての映画なのですが、「祈りと健康」という意味で、ぜひ一人でも多くの方に見て頂きたい、とても素晴らしい作品です。もしもお近くで自主上映会が開催される機会があったら、ぜひご覧になってください。

主な出演は、村上和雄教授(遺伝子研究)、ブルース・リプトン博士(細胞生物学者)、リン・マクタガート(ジャーナリスト)など。

テーマである「祈り」についてはもちろんですが、科学的な視点で「思うこと・思考・心の状態」などが健康状態にどのように影響するのかをまとめています。

村上教授は次のように語っています。

  • 遺伝子に情報が書かれているだけでは働かずスイッチが「オン」になってはじめて働く
  • どの遺伝子(たとえば病気になる遺伝子)がオン、どれがオフになるかは、環境だけではなく精神状態が大きく影響する
  • アメリカでは、「祈り」を医療に取り入れた研究がたくさん行われていて、大きな結果が出ている。
  • ヒトとチンパンジーの遺伝子は3.9%しか違わない
  • 「ヒトにあってチンパンジーにない遺伝子」はひとつもない(100%同じで、オン・オフの状態が違うだけ)

リプトン博士の説明は次の通りです。

  • 人の思いは「聞こえない音楽」のようなもので、いつも自分から波動が発せられている
  • 不安、恐れなどはネガティブでギザギザの波動、愛や感謝はポジティブでスムースな綺麗な波動になる
  • 人には、成長と防御の二つの状態があり、心の状態でどちらになるかが決まる
  • ポジティブな状態は、成長の状態になり、免疫もアップする
  • ネガティブな状態では防御の状態になり、成長は止まり、免疫機能も低下する
  • 成長が止まると、細胞の代謝がうまくいかなくなり、病気になりやすくなる

その他、たくさんの出演者の方々が、それぞれの立場から科学的な目線で語っています。

祈りについての医学的な事実

心の状態や祈りが「どのように働くのか」は分かっていません。
でも、心の状態や祈りによって病気が治癒したり、健康になったりした例がたくさんあることは事実です
「祈り」については、実際に次のような事実があります(映画「祈り」および村上教授の著書より)。

その1

・アメリカの東海岸から、西海岸の患者さんに対して「祈り」のパワーを送る。
・但し、西海岸の患者さんも、担当の医師も、祈られていることは知らない。
・その結果、祈りのパワーを送られた患者さんは、明らかに症状が改善された。

その2

・ある医師の18歳の息子が悪性の脳腫瘍になったが、どんな治療をしても効果がでなかった。
・そこで、同僚の医師60人に祈ってもらった。
・すると、わずか10日で腫瘍が消えてしまった。

栄養セミナーでは、環境(食事や生活習慣)についてのお話しはできますが、精神・メンタル面のお話しはなかなかできません。でも、このように、食事や習慣を改善する「だけ」ではなく、考え方や心構えをポジティブにすることも非常に大切です。

今回紹介したのは、映画「祈り」の中のほんの一部です。これから私たちがどう生きるべきかという事が、精神論や宗教論ではなく、科学的に伝わってくる映画です。ぜひ、一人でも多くの方々に観ていただきたい作品です。

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